この季節になると、白菜堂に小さな本屋さんが出現します。

　せっせせっせと紙を裁断し、一枚一枚折り、時間を掛けて一冊の本を制作してゆきました。

　今年は「糸綴じ」の製法で本文を綴じています。昨年は「無線綴じ」でした。「無線綴じ」は背表紙に接着剤を塗布して綴じるので、ピシッとカクッと綺麗に仕上がります。一方「糸綴じ」は針と糸を使って手で綴じるので、キツめに綴じることができずふわっとした仕上がりになります。しかしそのおかげで本文はパカッと180度に開きます。

　...が、白菜堂の製作する小さな本はあくまでもチャームとしてお楽しみ頂く為に制作しているので、本を封印しているベルトやリボンは極力外さないでくださいね（；ω；）本がバラバラになることはありませんが、再度封印出来なくなくなる可能性がありますので、開いてみたいという方は覚悟を決めて開いてくださいね。

　本を開かない前提で、本文の綴じ方にこだわるなど愚の骨頂ではありますが、作ってみたかった...ただそれだけ、それだけに尽きるのです。

　更に今回は背表紙の下方にも小さなDカンをつけています。お手元に小さなチャームをお持ちでしたらDかんに繋いでアレンジをお楽しみくださいね。

抽選販売　１点

先着販売　１点