2020/02/03 00:14
いつもは作家として作品を生み出しては皆さんに披露してばかりの私ですが、この度、刈谷市の「まなびの教室」で刺繍の講師を担当して参りました。
刈谷市市民企画講座「まなびの教室」は自分の得意な事を伝えたい・活かしたいという人が講師となって自ら講座を企画し、講師と受講者がお互いに学び合う講座です。昨年の市報でたまたま講師募集の記事を見つけた夫が「白菜ちゃんも応募してみたら?白菜堂の活動を地元の人に知ってもらえるチャンスだよ?」と勧めてくれたのがきっかけで「わぁ面白そう」とわりとライトな気持ちで申し込んだのですが、見事に採用頂いてしまいました。
講座のタイトルは「猫ちゃんブローチ作成で学ぶ刺繍の基本」です。白菜堂のキャラクター「にゃんコツ」をモデルに、基本の刺繍ステッチと、ビーズ&スパンコール刺繍が楽しめる内容となります。2月2日を皮切りに、週一回のペースで全3回開催します。
※クロにゃんコツは夫が刺繍しました。黒いコートに着けると、白いステッチが際立って可愛いのですよ。うふふ。
受講者の皆さんに刺繍の経験があるのかどうか未知な中で、果たして完成まで導く事が出来るのか、緊張の初日、第一回目のレポートをここに書きます。
会場は刈谷市総合文化センター3F 創作活動室 です。総合案内のモニターにもしっかり表示されています。これを見て「あぁ...本当に今日ここで私が講師をするのだなぁ」と実感しました。
生徒さん8名分の刺繍道具を準備しながら、自己紹介にこれまで制作した刺繍作品やロゼットなども展示しました。白菜ちゃんもちゃっかりいます。
9:30 講座開始
市役所の方から開講の挨拶を頂き、私と受講者の皆さんで自己紹介を。
「刺繍はあまり経験はないけれど、ハワイアンキルトや子供用のソーイングをしています」という方や「刺繍に興味はあるけれど、未経験」「ビーズ刺繍に挑戦した事があるけれど、もっと刺繍の基本が知りたい」という方などなど、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃいました。
10:00 ステッチの練習
今回の題材である「にゃんコツブローチ」は主に鎖状に連なる「チェーンステッチ」を多用する為、紙のカードにハートを刺繍しながら「チェーンステッチ」の方法を説明して行きました。バレンタインも近いので、チョコにメッセージカードとして添えてもらえればという意図も含め、「チェーンステッチ」で角を縫う時のポイントや、縫い始めと縫い終わりを繋げる方法をじっくりと。
11:00 本番です
練習も終えた所で、早速本番です。先ずは「にゃんコツ」の輪郭を刺繍する事がファーストステップ。皆さん練習で刺繍したハートよりチェーンステッチを小さく縫いたい!と意欲満々で何て素晴らしい!!
...ところがどっこい、悲しいかなこの講義は11:30まで、にゃんコツの輪郭刺繍は宿題という事になりました。時間配分をもう少ししっかりしておけばよかったぐぎぎ...と悔いの残る終わり方でしたが、皆さん笑顔で「また来週」「ありがとうございました」と声を掛けてくださったのでそれだけがもう、救いでした。本当に。
さて、来週はどこまで進めるかな ( ˘ω˘ ) 新しいテキストを準備しなくちゃ。