2019/12/05 02:54

カッティングステッカーの貼り方を簡単に説明します。


【ステッカーシートについて】
車両マーキングや、屋外看板用のステッカー素材なので耐水性・耐光性に優れています。
一度貼ったら、強く擦れてしまったり、敢えて剥がそうとしない限りは強力に貼り付きます。

【貼るのに適した素材】
ツルツルした面でしたら、プラスチック、ガラス、金属、などの緩やかな曲面にも貼れます。
梨地加工されたようなザラザラした面にはうまく貼れません。すぐに剥がれてしまいますのでご注意ください。

【貼ってみましょう】
サンプルとして、クリアフォルダに貼ってみようと思います。

【1】まずは、ティッシュなどで、貼りたい箇所の表面の汚れを拭き取ります。

【2】今度は、ステッカーの表面全体をよく擦ります。
このステッカーは、透明シート・ステッカー本体・ステッカー台紙の3層構造からなっています。透明シートにステッカー本体を接着させ、ステッカー台紙から剥がしやすくする為に、ステッカーの表面全体をよく擦る必要があります。


【3】透明シートを台紙からゆっくり剥がします。
ゆっくり、がポイントです。透明シートに、ステッカー本体が貼り付いているのを確認しながら、ゆっくり台紙から剥がしてください。


あ。


と、このように抜かれたパーツが透明シートにくっついてこない場合もありますが、その時はそっと透明シートを台紙に貼り戻して、再度【2】のように擦ってください。どうしても透明シートにくっついてくれない場合は、透明シートに貼り付いたステッカー本体を貼りたい場所に貼った後に、ピンセット等で移植してください。

【4】無事に台紙から剥がせました。


2枚目の鏡写しに見えている面が糊の付いた面です。

【5】ステッカーを貼りたい場所に貼ります。
この時、ステッカー本体と貼りたい面(ここではクリアフォルダ)との間に空気が入り込まないよう、端からゆっくり押さえるように貼って行きます。利き手の方から貼ると貼りやすいです。


【6】またステッカー全体を擦ります。
透明シートの糊面は、ステッカー本体の糊面より接着力が弱いため、ここで擦ることで、ステッカー本体が貼りたい面にしっかり接着されます。PCなどデリケートなものに貼ったりする場合は、力の入れすぎにはご注意ください。


【7】透明シートをゆっくり剥がします。
ステッカー本体が貼りたい場所についているのを確認しながらゆっくり慎重に剥がします。慌てて剥がすとステッカー本体が浮いて空気が入り込んだり、小さなパーツが透明シートに連れて行かれる事もあります。



うまく剥がせました。

【8】仕上げに再度、ステッカーを擦ります。
貼りたい場所に押さえつけるイメージでお願いします。もし空気が入っている場所があったら、内側から外に押し出すように一方向に擦ってください。乱暴に擦るとステッカーがめくれてしまいますのでご注意ください。力加減が大切です。



【9】貼れました!完成です!!
皆さんも是非ステッカー貼りに挑戦してみてくださいね。

以上です。